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年利20%の資産運用外貨と長期投資>ポートフォリオ作成@ 標準偏差とリターン

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 ポートフォリオの作り方について説明します。

 ポートフォリオとは
 あなたの資産設計プランです。
 あなたの投資に対する考え方が、ズバリ現れます。

 資産クラスを選択し、その割合を決定します。

 基本的な資産クラスは、5つ。
  1. 日本株式
  2. 日本国債
  3. 外国株式
  4. 外国国債
  5. FX(もしくは外貨MMF)
 まずは、これらの資産クラスに分散保有することから始めるのが一般的のようです。

 ここでポイントとなるのは
 あなたのリスク許容度。

 どの程度までの損失に耐えられるか
 ということ。

 【耐えられる】というのは、精神的なものだけでなく
 ちゃんと生活して行けるかという意味もあります。

 つまり、生活が破綻しない範囲であり
 なおかつ、
 精神的に「まあ仕方がない」と落ち着いていられる範囲であることが重要。

標準偏差で比較するリスクの高低
 さて、5つの基本的な資産クラス
  1. 日本株式
  2. 日本国債
  3. 外国株式
  4. 外国国債
  5. FX(もしくは外貨MMF)
 のうち、リスクが高いのはどれでしょうか。

 それを決める際に参考にする数値が、『標準偏差』です。
 『標準偏差』とは、価格の変動率のようなもの。
金融商品 標準偏差(%) 平均リターン(%)
日本株式 24.1 10.6
日本国債 5.1 4.9
外国株式 19.0 9.6
外国国債 12.6 4.4
FX(外貨) 9.84(ニュージーランドドル円) 7.99
(数値参照 『内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法』 FXは『ローリスクで年20%の複利運用! 初心者でもできるFXスワップ運用』)

 平均リターンは、計算した期間によっても違いがあるので
 一つの目安と考えましょう。
 FXのリターンは、スワップ金利による利率です。

 また、リスクが高いと指摘されるFXですが
 標準偏差でみれば、日本株式や外国株式、外国債券に比べて
 低リスクなことが分かります。

 標準偏差の値が高いほど、リスクも高い。
 価格の変動が激しいということです。
 標準偏差の2倍が、最大損失(可能性)の割合だと考えます。
 たとえば、日本株式なら48.2%(=24.1×2)。株価下落によって48.2%の損失がでる可能性があるということ。

 つまり
 日本株式しか保有していなければ、資産が最大半分になるリスクを負っているということ。
 日本国債なら10%の最大損失です。
 一時的にこれだけの損失がでる可能性があります。
 ただし、これは評価損益。いわゆる含み損。
 時価で決済すると、そうなる、という話。

 ここで
 我慢することができるか、というのがリスク許容度。
 どんなに時価評価が下がっても、売らずに持ち続けることが大切。
 ですので、我慢できないリスクをとってはいけません。
 売ってしまっては、それで終わりなのですから。
 ただし、相場の動きが気になって夜眠れない、
 というのも、「あなたにとって我慢の限界を超えた状態」なので、
 それもリスクの取りすぎです。

ポートフォリオの割合を決定するには
 どの資産の分配割合を決めることは、本人にしかできません。
 リスク許容度に、個人差があるからです。

 さきほど
 株式だけのポートフォリオだと、一時期資産が半分になるという話をしました。
 しかし、あなたのリスク許容度の範囲内であれば、日本株式だけでもいいのです。
 年率10%のリターンを得られます。

 日本株式50%と日本国債50%のポートフォリオなら
 標準偏差24.1と5.1の平均で、14.6%になります。

 日本株式だけのときより、リスクは低くなります。

 リターンはどうか。
 日本株式10.6と国債4.9の平均で、7.75%のリターンになります。

 こんなふうに、リスクとリターンを考えて決めます。

 内藤忍氏は著作『内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法』のなかで、一般に通用するであろうポートフォリオを提案してくれています。
 これを参考に自分流にアレンジするのも良いかもしれません。
 ちなみに、内藤忍氏が提案するポートフォリオは
   日本株式 30%
   日本債券 10%
   外国株式 20%
   外国債券 20%(FXはここに分類されます)
   短期資産 20%

まとめ
 ポートフォリオはリスク許容度と標準偏差がポイント

    1.分散投資とは:ポートフォリオ
    2.長期投資:株式市場に元本割れなし
    3.長期投資:為替市場では
    4.FX外貨戦略@ 円安まで待つ
    5.FX外貨戦略A 高金利
    6.FX外貨戦略B リバランス
    7.FX外貨戦略C 為替差損を気にしない
    8.ポートフォリオ作成@ 標準偏差とリターン
磨@9.ポートフォリオ作成A 通貨分散の長所短所

参考資料
内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法
投資戦略の発想法 2008 (2008)

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