スワップ運用するためのFX業者(口座)とは

サイトマップTOP(年利20%の資産運用)FXスワップ運用 完全ガイド

13.FX業者(口座)の選び方


 FXスワップ運用で、非常に重要なのが、FX業者(口座)の選択です。

 ここ数年を見ていると、FX業者によって
 運用率が、豪ドル円で年率3%前後、南アランド円で年率5%前後の違いがあると思われます。

 2016年5月時点では
 豪ドル円では、年率2%以上
 南アランド円では、年率7%以上違います。

 投資において、運用率を年率3%上げる労力は大変なものです。

 それが、FX業者(口座)を正しく選ぶだけで、達成できるのです。

 このページでは、スワップ運用するための「メイン口座」となるFX業者の選び方について、実際の業者を見ていきたいと思います。

 サヤ取り用FX口座は、別のページ(サヤ取りFX口座)でご紹介します。

スワップ運用 FX業者(口座)の条件

1.倒産(サービス廃止)のしにくさ

 スワップ運用は、基本的に長期投資になります。
 ポジションを長期間保有します。

 その際、最も気になることは、FX業者の倒産です。

 倒産になると、ポジションはどうなるでしょうか。

 最も起こりうるパターンは、ポジションの強制決済です。
 全てのポジションを決済して顧客へ資金を返す、ということになります。

 倒産ではなくても、FX事業からの撤退・サービス廃止でも、同じように困ることになります。
 ただ、このような場合、ポジションの他業者へ移管する手続きを取ってくれる場合があります。

 この可能性は、半々です。移管してくれるか強制決済かは、まったく分かりません。
 親会社が有名であれば、移管してくれるかもしれません。一般の業者より、やや期待できますが…。

 スワップ運用では、評価損を気にしませんから、評価損をかかえている可能性が高いです。
 そんな状態で、強制決済なんてされたら、損失が確定してしまいます。
 こういう事態だけは避けなくてはなりません。

 このような理由で、「倒産しにくさ」はとても重要な条件なのです。

 ちなみに倒産に伴うポジション移管については、取引所のFX業者なら、必ず行ってもらえるようです。
 取引所FX(くりっく365)から選択するのも一案です。

2.スワップ金利の高さ等

 まずスワップ金利が高いこと。

 さて、そこで、一部のFX業者は、投資家を騙すことがあります。
 つまり、高いスワップ金利を受け取れると思いこませる手口です。

 高いスワップ金利を好むFX投資家は、多いと思います。
 特に初心者であるほど、その傾向が強いと思います。

 そのため、スワップ金利を高く設定して、投資家を集め、ある程度集まったところで、スワップ金利を大幅に下げるのです。今まで大盤振る舞いしていた分を取り戻すためでしょう。

 こんな極端なスワップ金利を提示されては、スワップ派には、迷惑以外の何物でもありません。
 顧客無視の酷い経営と言わざるを得ません。
 こういう業者をメイン口座にすることはできません。

3.複利運用できるか

 スワップ運用は、長期投資になります。
 長期投資のだいご味は、複利効果を得ることです。

 複利運用するつもりがない人でも、長期投資をしている間に気が変わることもあります。
 そんな時、新たにFX業者を探してポジションを組み直すのは面倒です。

 複利運用可能なFX業者(口座)には、3種類(4タイプ)あるという話をしました( 10.複利運用の方法)。
 もう一度おさらいをしておきましょう。

 (1)毎日決済タイプ(金利生活タイプ
  ポジションはそのままで、スワップ金利だけ毎日、自動的に決済されるタイプ(毎年納税)
  スワップ金利益の出金ができる。
 (2)評価益タイプ(資産運用タイプ
  ポジションはそのままで、スワップ金利を含む評価益で、新規ポジションが建てられるタイプ(決済年に納税)
  スワップ金利益の出金はできない。
 (3)スワップ振替タイプ(金利生活・資産運用の両方タイプ
  ポジションはそのままで、スワップ金利だけの決済を投資家の振替指示で行えるタイプ(決済年に納税)
  (また、評価益で新規ポジションが可能な(2)タイプの業者もある=これをタイプ4としておく)
  スワップ益の出金は、振替指示を出せばできる。

複利タイプ スワップ益のみ決済 評価益で新規ポジション 確定申告
タイプ1
金利生活
毎日、自動 ×不可 ・毎年
タイプ2
資産運用
×不可 可能 ・ポジション決済した年
タイプ3
金利生活
投資家の判断で、振替指示 ×不可 ・振替指示した年
・ポジション決済した年
タイプ4
両方
投資家の判断で、振替指示 可能 ・振替指示した年
・ポジション決済した年

 とにかく、複利運用で資産を増やしたい人(資産運用)は、タイプ2,4を選ぶといいでしょう。
 スワップ金利を出金して使いたいと思う人(金利生活)は、タイプ1,3,4を選ぶといいでしょう。

 タイプ3,4に魅力を感じると思いますが、残念なことに、スワップ金利が低い業者しか存在せず、信用力もイマイチで長期投資する気になれないFX業者しかありません。

 FX業者には、複利運用ができるこれらのタイプとは別にもう一つ、「複利運用できないタイプ」があります。
 複利運用できないタイプとは、スワップ金利は評価益で、評価益を新規ポジションの証拠金に利用できないタイプです。

スワップ運用の条件を満たすFX業者一覧

 では、これらの条件を満たすFX業者を紹介します。

FX業者 FX口座 スワップ金利
(豪ドル円)
運用率 複利
タイプ
最低取引単位 おすす
め度
豪ドル円 ランド円 トルコ
リラ円
YJFX! 外貨ex 51円(上の中) 6.20% 1 1000 1万 - 90%
セントラル短資FX FXダイレクトプラス 51円(上の中) 6.20% 1 1000 1000 1000 90%
GMOクリック証券 くりっく365 50.6円(上の下) 6.15% 2 1万 10万 1万 90%
SBI FXトレード SBIFXT 52.4円(上の上) 6.37% 2 1 1 1 80%
        ※スワップ金利(豪ドル円) 2014年2月、8月、2015年11月、2016年5月、12月の平均
        ※スワップ金利調査結果 20業者(口座)一覧 平均47.06円 最高55.2円 最低37円
        ※運用率は、30万円で1万通貨を、表中のスワップ金利で1年間運用できた場合

 スワップ運用ではおすすめできない業者の代表例(下表)ですが、運用率を比較してみてください。
 FX業者選びを間違うと、大変なことになるのがよく分かります。

FX業者 FX口座 スワップ金利(豪ドル円) 運用率 複利タイプ
FXプライム 選べる外貨 41.8円(下の上) 5.08% 不可
マネーパートナーズ PFX 37円(下の下) 4.50% 2
※ただし、サヤ取り口座として優秀な口座です。サヤ取り用に口座におすすめします。

取引所FX(くりっく365)では

 くりっく365では、どの業者もスワップ金利は同じです。
 業者を選ぶポイントは、複利運用できるかどうか、だけです。
 スワップ運用でおすすめできる業者は、数社しかありません。
 @GMOクリック証券、Aインヴァスト証券、BFXブロードネット、…などです。

 スワップ運用する場合、複利運用できれば、どこでも同じです。

 複利運用タイプは、「2」(資産運用タイプ)になります。
 ポジション決済するまで、スワップ金利益のみの出金はできません。

 同じタイプ2では、店頭取引の外為オンランやSBIFXトレードなどがあります。
 くりっく365よりスワップ金利が低い業者では、どう考えてもくりっく365業者の方がよいでしょう。

 ポジションの保護を考えてみると、くりっく365口座は、業者が倒産しても、ポジションは保護されます。
 別の業者へ、そのまま移管されるのです。
 倒産などを考えた場合、くりっく365は、安心だからです。

1000通貨単位は複利運用に有利ですが…

 最低取引単位は、小さい方が、複利運用を効果的に行うことができます。
 中でも、SBIFXトレードでは、1通貨から取引できます。

 しかし、1年くらい経験すると、細かく複利運用するのは、面倒になってきます(笑)。
 ですから、1万通貨単位で運用できれば十分です。

マイナー通貨(トルコリラ円など)を取り扱っている

 マイナー通貨を取り扱うFX業者は、少なくなりました。
 その中でも、最もおすすめできるのが、くりっく365口座(GMOクリック証券、FXブロードネット、外為オンラインなど)です。

 くりっく365は、トルコリラ円のスワップ金利がトップクラス。

 くりっく365のライバルとしては、
 サクソバンクFX証券や、セントラル短資FXダイレクトプラス口座が挙げられます。

 ただ、サクソバンクFX証券は、約6ヵ月(180日)間取引がないと口座維持手数料(1万円/6ヶ月)が必要です。
 セントラル短資FXの方が使いやすいでしょう。

 次ページは、サヤ取り用のFX口座について。


14.サヤ取りFX口座 | スワップ運用に興味がわいたらFXを最短で覚えましょう
《運用イメージ》
0.FXスワップ運用 完全ガイド(TOP)

《基礎》
1.(1)ドルコスト平均法
2.(2)相場下落を待つ方法
3.通貨ペアの選び方
4.為替差損で困ることはない
4-1.損失が税金対策
5.金利生活を送ろう
6.スイングトレードで勝ち逃げ

《実践のコツ》
7.レバレッジの意味
8.ロスカットの想定
9.ロスカット計算
10.複利運用の方法
11.サヤ取りは円安時に
11-1.トルコリラ円のサヤ取り
12.共分散はしない方がよい

13.FX口座の選び方
 ・YJFX!
 ・セントラル短資FX
 ・SBI FXトレード
14.サヤ取りFX口座
 ・GMOクリック証券「くりっく365」
 ・DMM.com証券

※免責事項: 投資の成功・失敗の責任は、全て投資家個人に帰属します。当サイトの情報を利用した投資結果においても当方とは無関係です。

Copyright (C) 年利20%の資産運用-スワップ金利で皮算用, All rights reserved.