FXスワップ運用の通貨ペアの選び方

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3.通貨ペアの選び方


 スワップ運用する時の通貨ペアは、どれがいいでしょうか。

 人気のある通貨ペアやスワップ運用に向いていると思われる通貨ペアを紹介します。

 また、その選び方、選ぶ時のポイントも解説します。

スワップ運用の通貨ペア

 まず結論から言います。
 下表に挙げた通貨ペアがおすすめです。 おすすめ順に、上から並べてあります。
 やはり、豪ドル円が一番ですね。

※2016年5月26日のスワップ金利、レートを参考
通貨ペア 金利差 スワップ金利 レート 史上
最安値
運用率(年率)
レバレッジ1倍 史上最安値を
ロスカットライン
豪ドル円 1.65% 41円 79.00円 54.96円 1.89% 6.22%
NZドル円 2.15% 48円 73.70円 41.97円 2.37% 5.52%
南アランド円 6.90% 11円 7.00円 6.220円 5.73% 11.47%
トルコリラ円 7.40% 97円 37.20円 35.609円 9.51% 19.03%
2009年2月以前の最安値を
 トルコリラ円(2016年5月)、南アランド円(2016年1月)に、更新したためレバレッジ2倍で計算

(1)レバレッジ1倍の運用率は、相場・市場動向によって変化します。
 上記の相場が1年間続くと仮定すると、表中のような運用率になります。
 レバレッジ1倍のスワップ運用の運用率と、二国間金利差は、長期的には、ほぼ同じになります。
 ただし
 相場は上下しますので、短期的には、二国間金利差と大きく異なる時もあります。

(2)また、金利差よりも、かなり少ない運用率(レバレッジ1倍)になっている通貨ペアは、銀行間短期金利市場が混乱していることを意味します。世界経済が不景気になっていくと、さらに低い運用率になる可能性が高くなります。

(3)運用率の最後にある「史上最安値をロスカットライン」というのは、
 史上最安値までレートが下落してもロスカットされないぎりぎりのレバレッジで運用した場合、という意味です。

 豪ドル円は、2008年頃のリーマンショックでの最安値55円です。これをまだ下回っていません。

 一方、南アランド円、トルコリラ円は、リマンショック(2008年10月)時の最安値を、一度割り込んで推移しています。
 そのため、さらに最安値を更新する可能性も高いので、ロスカットラインを、史上最安値に想定できません。

 長期的には、南ア、トルコなどの新興国の通貨は、円高になっていくことが予想されます。
 右肩下がりのチャートになり、高値ラインも、切り下げられていくと思われます。

(4)豪ドル/スイスフランなどの、外貨と外貨の通貨ペアは、現時点ではスワップ運用に向きません。
 今後、スワップ金利が上がってきたら、考えましょう。

通貨ペアの選び方・選ぶポイント

 何故、この通貨ペアが選ばれたのでしょうか。
 スワップ運用の通貨ペアの選び方を考えてみましょう。

(1)政策金利の差が大きい通貨ペアが良い

 スワップ運用で、困ることの一つは、二国間金利差が逆転することです。
 縮まるだけなら、まだいいのですが、これが逆転してしまうと、スワップ金利が支払い(マイナス)になってしまうのです。

 なので、通貨ペアを選ぶ際は、
 二国間金利差が逆転しにくい通貨ペアを選ぶことが重要です。

 二国間金利差が逆転しないポイント
  1.二国間金利差が大きい
  2.金利が上がりにくい低金利国の通貨の組み合わせ
  3.過去10年で、金利差が逆転したことがない

 単純に、二国間金利差が開いている通貨ペアは、そう簡単に逆転はしません。
 どれくらい開いていれば安心できるかは、難しい問題ですが…。
 2008年以降、世界の金利差は縮まってきており、7%、8%という高金利国が無くなりました。
 2008年くらいまでに7%前後あり、現在(2012年1月)も4%前後あるような国なら、比較的安心できると思います。

 2番目の「金利が上がりにくい低金利国の通貨」は、日本円です。

 国債総額が1000兆円もあるような国は、他にありません。
 政策金利を上げると、国債の利息も上がります。
 国債発行額が多ければ、支払う利息が飛躍的に増大します。1%金利が上がれば、10兆円も利息が増えるのです。国の税収は40兆円です。今すでに、国債の返済に20兆円使っているといわれており、金利が2%上昇すれば、税収全てが、国債の返済にあてなければならない、ということです。

 金利が上がれば、日本の財政破綻が見えてきます。ギリシャに端を発するユーロ債務問題で、イタリアも破たんの淵に立たされましたが、その時の国債金利が7%です。イタリアは、ユーロ圏では、債務が大きい国(180兆円)ですが、日本に比べればかわいいものです。

 日本は、どんな状況になっても政策金利を低くしておくしかないのです。

 3番目の「過去10年で、金利差が逆転したことがない」かどうかも調べてみるといいでしょう。
 ちなみに、先に挙げた通貨ペアの二国間金利差が逆転したことは、この10年間一度もありません。

(2)流動性の高い通貨ペアが良い

 流動性の低さが生み出すリスクについて説明します。

(3)対円通貨ペア(○○/円)が良い

 先ほども日本は政策金利を上げることができないという話をしましたが、その他にも「対円」通貨ペアの利点について説明します。

 次ページでは、いよいよ、評価損について説明します。


4.評価損で困ることはない | スワップ運用に興味がわいたらFXを最短で覚えましょう
《運用イメージ》
0.FXスワップ運用 完全ガイド(TOP)

《基礎》
1.(1)ドルコスト平均法
2.(2)相場下落を待つ方法
3.通貨ペアの選び方
4.為替差損で困ることはない
4-1.損失が税金対策
5.金利生活を送ろう
6.スイングトレードで勝ち逃げ

《実践のコツ》
7.レバレッジの意味
8.ロスカットの想定
9.ロスカット計算
10.複利運用の方法
11.サヤ取りは円安時に
11-1.トルコリラ円のサヤ取り
12.共分散はしない方がよい

13.FX口座の選び方
 ・YJFX!
 ・セントラル短資FX
 ・SBI FXトレード
14.サヤ取りFX口座
 ・GMOクリック証券「くりっく365」
 ・DMM.com証券

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