FXスワップ運用の買うタイミングの2つ目。相場の下落・円高を待つ方法について

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2.(2)相場下落・円高を待つ方法


 前のページで、FXスワップ運用の買うタイミングでは、ドルコスト平均法が人気だ、という話をしました。

 スワップ運用では、もう一つの「相場の下落を待って買う」という方法を選択する人も多いです。

 こちらの方法は、忍耐心と多少の運が必要になります。
 そのため、この「待つ方法」と「ドルコスト平均法」、それと「スワップ金利サヤ取り」を併用するのが、最も良いと思います。

 「スワップ金利サヤ取り」は、ちょっと変わったスワップ運用なので、
 別ページ(11.サヤ取りは円安時に)にて、じっくり説明します。

相場下落(円高)時に買うのは理想

 この方法は、単純です。
 相場の下落をひたすら待つだけです。

 2008年のリーマンショックのような下落を首を長くして待ちます。
 数年に1回は、このような規模の大きな下落があると言われています。

 その時、豪ドル円は、54円台まで下落しました。
 ここで買うことができていれば、今頃、左うちわで、笑いが止まらない状態でしょう。

 円高で買うと言うことは、同じ資金額でも、たくさんのポジションが建てられます。たくさん買うことができるのです。

 100万円の運用資金では、
 1豪ドル=90円の時、せいぜい2.5万通貨しか買えません。それ以上はリスクの取り過ぎです。
 もし、1豪ドル=55円で買うとしたら、6万通貨くらい買っても大丈夫でしょう。
 ということは、
 今のレートが、83円ですから、28円×6万=168万円の差益があるということです。

 しかも
 スワップ金利益による運用率も、年率20%越えもありえます。
 1日95円のスワップ金利だとすると、1年で3万4675円×6=20万8050円。
 100万円で運用していますから、年率20.80%。

 リーマンショックまでいかなくても、そこそこ下落したら、買うという方法は、上手くいけば最高のスワップ運用が可能ということです。

どの程度の下落(円高)で買うべきか?

 円高で買うのはだれでも実行したいわけですが、それがなかなかできません。

 何故でしょうか?

 一つ、円安の時ほど、スワップ金利が高く、ポジションなしで待っていることができない。
 一つ、相場が下落するか定かではないので、今が一番安いレートではないのかと不安になる。
 一つ、どれくらい下落したら買うべきか分からない。そのため買うタイミングを逸してしまう。

 「相場下落を待つ方法」だけで、買うタイミングとするのは、結構難しい面があるのです。
 そこで、一定の基準というか、買いルールを決めます。

何を基準に買えばいいのか

 考えられる安いタイミングの買い方を、いくつか紹介します。

 (1)目標レートに達したら買う
 (2)保有レートの平均が、目標レートに収まるなら買う

 自分が保有したいレートを考えておきます。

 例えば、豪ドル円で運用するとして、保有レートの平均が、75円未満になることを目標とした場合、
 目標レートは、75円。

 75円未満のレートなら買います。

 また、1回目70円 2回目72円(平均レートは、71円)でポジションを持っているとします。
 今回、80円だった場合でも買います。
 平均レートが74円(=(70円+72円+80円)÷3)になるので、目標レート内に収まります。

 (3)過去8年の最安値を更新したら買う
 (4)過去8年の最安値に近いところ(+10%程度)なら買う

 最安値近辺ですから、円高が進んだ状況です。
 急激な下落なら、文句なく買うタイミングでしょう。
 ゆっくりと、円高が進む場合もありますが、その時も買っていいと思います。

 (5)過去8年の最安値と最高値の平均未満なら買う

 豪ドル円のようにレンジ相場(一定の値幅で行ったり来たりする相場。豪ドル円は55円〜107円のレンジ)で参考にできる基準です。
 ちなみに豪ドル円の最高値と最安値の平均は、おおよそ81円です。

 約7年の周期性を持つレンジ相場なので、その期間の半分は、最高値と最安値の平均より上ですが、半分は下です。どんなにタイミングが悪くても数年待っていれば、平均値を超えてくる可能性が高いのです。

 (6)テクニカル分析を参考にする

 FX業者によっては、売買サインをメールでお知らせしてくれるところもあります。
 そういうサービスを利用できる場合、非常に便利です。

 ただ、テクニカル分析は信じられないという人もいますので、信じられる人だけ利用してみましょう。

 (7)サイクル(周期)を参考にする

 為替相場にはサイクルがあります。
 通貨ペアごとに、サイクルは存在ます。
 例えば、豪ドル円には、7年前後の長期サイクル、1年6ヵ月程度の中期サイクルがあります。

 2012年3月、「FXサイクル投資法マスターブック 」というサイクルに関するよい本が出版されました。
 一読することをおすすめします。

 サイクルの始まりと終わりの判断の仕方は、その本に説明があります。
 簡単にいうと最安値から最安値までが一つのサイクルになります。
 自分で投資したい通貨ペアのサイクルを調べてみてください。

 サイクルの終わりか始まりに、ポジションを建てられれば、スワップ運用では最高なわけです。
 是非、「サイクル」は利用してみてください。

■下落待ちとドルコスト平均法の併用

 投入資金の配分について、一つの考え方を紹介します。

 投資額の半分だけ、ドルコスト平均法、または、一括投資します。
 残りの半分を、「下落待ち」に残して置きます。

 投資できる金額が、100万円あるとします。

 下落して「買い時だ」となった時、半分の50万円だけでポジションを建てます。

 残りの50万円は取っておきます。
 さらに、下落するかもしれません。その時のために取っておきます。

 買いたい時に、資金が無くなっていることは、投資をしているとよくあります。
 あの時、全額で買わなければ良かった、と後悔するものなのです。
 相場とは、本当に腹立たしい動きをしますから。

 それから、下落しない時は、そのまま残しておきましょう。

 そうすると運用効率が悪いので、実質運用率は半分になりますが、これは後々効いてきます。

 相場は、オーバーシュート(過熱)します。
 前回よりも最安値を更新するかもしれません。
 その可能性は、かなり高いと思います。後になればなるほど、最安値を更新する可能性が上がると思います。
 ですから、後になるほど、たくさん買えるように資金配分することは、意味のあることです。

ドルコスト平均法と併用する(2)

 ドルコスト平均法は、どんなレートでも買う時には買います。
 しかし、最高値に近いレートで、買うべきかどうか…。

 最高値に近いレート(もしくは最高値更新中レート)では、無理に買わないで、その資金を取っておきましょう。

 それを下落した時に買うための資金とします。

 ただ、ここでも、最高値に近いレートは、どれくらいなのか?という問題が残ります。
 過去8年のレートを調べ、最高値と最安値の3分の2までは買う、残りの3分の1は見送るという感じでいいと思います。
 例えば、豪ドル円だと、107円と55円の値幅は、52円。その3分の1は、約17円。90円以上のレートは高いと判断します。

スワップ金利サヤ取りを併用する

 スワップ金利サヤ取りとは、為替リスクがほぼ「ゼロ」という夢のような運用方法です。
 運用率は、通貨ペアにもよりますが、年率2.0〜15.0%程度でしょうか。
 スワップ金利・サヤ取りだけで運用している人もいるくらいです。
 なかなか面白い投資法です。
 このやり方は、別ページ(11.サヤ取りは円安時に)をご覧ください。

 次ページでは、通貨ペアについて。


3.通貨ペアの選び方 | スワップ運用に興味がわいたらFXを最短で覚えましょう
《運用イメージ》
0.FXスワップ運用 完全ガイド(TOP)

《基礎》
1.(1)ドルコスト平均法
2.(2)相場下落を待つ方法
3.通貨ペアの選び方
4.為替差損で困ることはない
4-1.損失が税金対策
5.金利生活を送ろう
6.スイングトレードで勝ち逃げ

《実践のコツ》
7.レバレッジの意味
8.ロスカットの想定
9.ロスカット計算
10.複利運用の方法
11.サヤ取りは円安時に
11-1.トルコリラ円のサヤ取り
12.共分散はしない方がよい

13.FX口座の選び方
 ・YJFX!
 ・セントラル短資FX
 ・SBI FXトレード
14.サヤ取りFX口座
 ・GMOクリック証券「くりっく365」
 ・DMM.com証券

※免責事項: 投資の成功・失敗の責任は、全て投資家個人に帰属します。当サイトの情報を利用して得られた投資結果は当方とは無関係です。

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